【こんな症例も治りますシリーズ 478】 ハミガキが出来ないワンちゃん も適切な診断と治療で治します

ワンちゃんのハミガキは、難しいと感じるかもしれません。
★ しかし、飼主様が歯周病の予防が\効果的/に出来るのは、ハミガキだけです!

 

参照サイト:

https://bit.ly/3g6Q4SH

 

犬 ミニチュアシュナウザー 9歳5カ月 メス(避妊手術済み)

 

 

【 口に痛みがある 】とのことで来院されたワンちゃんです。

 

 

◆◆ 歯石が付きやすいワンちゃんで、4歳、7歳の時に歯石除去を行いましたが、お口のケアが上手に出来ず、再びひどい口臭に悩まされるようになってしまいました。

 

 

■ ワンちゃんが、痛みがあるようで口を触られるのを嫌がっていました。

 

 

■ 麻酔下で確認すると歯石の付着も重度で、歯周病が生じているため殆どの歯がぐらついていました。

 

 

■ 大きな臼歯は、根っこが3本に分かれていますので、軽度のぐらつきでは抜くのが大変になります。 歯肉を切開し歯を分断して抜いた後に縫合が必要になります。

 

 

■ 縫合部の離開を防ぐために数日間はリキッド(液体)のフードを与え、食後はお水を十分に飲ませて口腔内にリキッドが残らないように気をつけました。

 

 

■ また退院後は口腔内細菌を整える薬品を歯肉に塗布してもらいましたが、痛みが和らいだようで飼い主様もお口を触れるようになってきたそうです。

 

 

 

■■■ 今後、綺麗な歯を維持するには歯磨きが重要になってきますが、嫌がる子も多くいます。

 

 

■ まずは、飼い主様の指で歯肉に触れるようになることから始めると良いです。

 

■ お顔を撫でながら、口唇部の内側に指を少し入れるところから少しづつ慣れさせ、最終的には歯垢を残さないように、ガーゼなどでマッサージするだけでも歯石の付着予防の効果はあると思います。

 

 

 

■■ 当院では、歯周病菌を減らす効果のあるプロ用自然療法薬を用いてハミガキ処置を行っています(プロ用自然療法薬は犬に限ります)。

 

 

 

■ お困りの方は是非ご利用ください。

 

 

獣医師 新井澄枝

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